私の両目の視力は、1.5です。
なので、普段かけているメガネは、完全に「だて」です。
もっとも出産を機に、すっかり目が弱くなってしまったので
もともとは「ほこりよけ」の目的でかけ始めたという理由はあるのですが
それでも本当は、いつもかけなければいけないわけではありません。
ところが、近頃では「メガネ無し」=「すっぴん」の感覚になってしまい、
ここ数年は、常にメガネ姿で通すことが多くなりました。
ところで、
最初にメガネをかけて出勤した日
周囲の人が私にかけた言葉と言えば
「あれ?メガネ変えたの?」(これは良いほうで、まったく気づかない人も)
久しぶりに会った友人たちも、
以前も「メガネ姿」であったかのように自然に受け入れています。
昨日までメガネなんてしてなかったんですけど・・・・
と複雑な気持ちが半分、もう半分は
「なあんだ。みんなけっこう人のことなんて気にしてないのね」
と、妙に自由な気分になったものでした。
同じようなことは、
去年の秋に30センチほどばっさりと髪を切ったときにもあって、
毎週会っている人が、私の髪型の変化にまったく気づかない。
もちろん拍子抜けですが、
周囲の目を気にして、やりたくてもできないことがある、なんてときも
案外「えいや」とやってしまえば、なんてこともなく受け入れられてしまうことが
あるのかもしれないなあ、と思ったりもします。
もちろん、それほど大げさな「変身」ではなく
ときには、ちょっとした変化を楽しんでみるのも面白いかもしれませんね。
なにせ、もうじき春ですから。
(いぬかい)