先日取材を受けた雑誌の見本誌が届いた。
パラパラとめくっていたら、懐かしい女性の顔があった。
Sさん。
以前、何度か話をしたことがある彼女は、
当時、つきあっていた恋人との結婚を両親から反対され
それでも二人で辛抱強く、「時」を待っている姿が印象的な
静かだけれど、情熱を感じさせる女性だった。
その後、恋人と結婚し、イタリアンのシェフでもある彼と共に
地方でレストランを開き、成功して、東京に戻ってきたと聞いていた。
その店も、良い評価を得ているようで、
女性誌が「憧れの人」として取り上げるような
「イタリアレストランのマダム」として、誌面に登場していたのだ。
幸せになって欲しいなあ、
と思わずにはいられないようなお二人だったが
やはり、とても幸せそうで、
よかった。
（いぬかい）
ある研修会に参加するため、4時半起きで羽田⇔福岡。
参加した甲斐は十分あったが、さすがに、くたびれた。
朝焼けの東京タワーには、おお！と思ったが、
レインボーブリッジを渡ると
「レインボーブリッジ、封鎖できません！」
って織田くんの声が聞こえます・・・・
（いぬかい）
現役戦隊ヒーローが、普通のドラマに出ていても
4歳児には意味不明。
「ほら、もうすぐへんしんするよー！」
期待する彼女を説得するのは大変なんですから。
（いぬかい）
H2には、白鳥スワンが出てるしなー（笑）
高校時代からの友人、Iのお母さんが亡くなったと聞き、
同じく友人のSちゃん、Eちゃんと一緒にお通夜に参列した。
職業柄、良い方に誤解されがちだが、
私は人間関係に関して、まったくマメではない。
今回も
「久しぶりに会うなあ」
とは思ったが、皆に確認してみると
丸々5年はご無沙汰していたことになるらしい。
面目ない。
I、Sちゃん、Eちゃんとは、卒業後も何度か旅行に行ったり
一緒に食事をしたりしている仲だが、
彼女たちを思い出すとき、
私はいつも、胸いっぱいに感謝が広がってくるのを感じる。
高校を卒業後、すぐに就職して4年
「やっぱり大学に行くことにした」
と宣言した私に、ほとんどの人たちは
「何を今さら」と言った。
（そのとき22歳。今考えると
方向転換するには十分な若さだったと思うのだけど）
「いつ、そう言い出すかと待っていたんだよ」
彼女たちだけが、そう言って私の背中を押してくれたから
今、私はこうしている。
こちらからはご無沙汰してしまっても
何かと気にかけてくれる皆に甘えている私は
本当に申し訳ないんだけど・・・・・
そのくせ、今日の帰り道
最後まで一緒だったEちゃんに言ったコトバ
「次、会うのは5年後かもー」
が、平気で冗談じゃなくなりそうで
ますます申し訳ない。
（いぬかい）