February 26, 2004

その後の「こらぼのしごと」

こらぼ」名義で立ち上げているサイトが4つ。

そのうち、最も新しいのが
「ビジネス書ランキング&レビュー」

これは、まだ試作段階だったことと
毎月恐ろしい量のビジネス書を読破する
いとうさんの趣味と実益を兼ねたサイトでもあったので
ちょっと更新はむずかしいかなあ、と思っています。
毎日、数名とはいえアクセスがあるので、来てくださる方には
申し訳ないんですけど、泣く泣く、ですね。
最もいとうさんのカラーが出ているサイトでもあるので
残っているレビューはもちろんそのまま置いておきます。

「進路・メール・カウンセリングサイト」

純粋に「こらぼ」として立ち上げた第一号のサイトだけに
思い入れはあります。
コンテンツ構成が、頻繁な更新を必要とするものではないし
メールカウンセリングの受付さえできれば良いとも言えるので
当面は現状維持でいけそうです。

「臨床心理士になりたい人のためのサイト」

もともとはいとうさんが個人で立ち上げたサイトで、
歴史、アクセス数ともにダントツです。
ここ2年ほどは、密かに管理の手伝いをしてきたこともあり、
「こらぼ」名義に切り替わってはいますが、
「いとうさんのもの」という感覚が一番強いサイトでもあります。
メインは膨大な過去ログを持つ掲示板なので
利用者の方々の協力に負うところが大きいですが、
その分、毎日何かしらの動きがあるので目が離せない・・・笑
少し手を入れないといけないコンテンツがあるのですが
いかんせん、
いとうさんのマシンが無いとどうにもならない部分があるのが難点です。
今後の課題です。

「CC(キャリアカウンセリング)ポータル」

「進路・メール・カウンセリングサイト」と旧「キャリアカウンセラーに
なりたい人のためのサイト」の機能をくっつけて
キャリアカウンセリングに関するあらゆるニーズに応えるためにつくったサイトです。
もともといとうさんと私の得意分野でもあるので、
かなりつくりこんでいるのですが、まだまだ発展途上でもあります。
メインの「キャリアカウンセリング最新情報」は、今のところ毎週更新。
そのほか、「準備中」のコンテンツがいくつかあるのですが、
これも、いとうさんのマシンの中だなあ・・・
いろいろなところで紹介してもらえる機会が増えてきたので
本当は、「準備中」の無い、完璧なサイトにしておきたいんですが。
うーむ。

いとうさんの頭の中にあった構想を合わせると
まだまだ課題は多いなああ。

がんばりまっす。

(いぬかい)

投稿者 collabo : 10:41 AM | コメント (0)

February 24, 2004

難問

ひらがなを覚えた3歳児のマイブームは
街中の「字」を読むこと。

それだけならいいのですが、
「『い』にてんてんはなあにー?」
「『む』にてんてんはなあにー?」
って聞くのはやめてください。

い゛?

(いぬかい)

でも、これからすごい勢いで新しいことを覚えていくんですよねえ。
なんだかうらやましいかも。

投稿者 collabo : 04:36 PM | コメント (0)

February 23, 2004

変身のススメ

私の両目の視力は、1.5です。
なので、普段かけているメガネは、完全に「だて」です。

もっとも出産を機に、すっかり目が弱くなってしまったので
もともとは「ほこりよけ」の目的でかけ始めたという理由はあるのですが
それでも本当は、いつもかけなければいけないわけではありません。
ところが、近頃では「メガネ無し」=「すっぴん」の感覚になってしまい、
ここ数年は、常にメガネ姿で通すことが多くなりました。

ところで、
最初にメガネをかけて出勤した日
周囲の人が私にかけた言葉と言えば
「あれ?メガネ変えたの?」(これは良いほうで、まったく気づかない人も)
久しぶりに会った友人たちも、
以前も「メガネ姿」であったかのように自然に受け入れています。

昨日までメガネなんてしてなかったんですけど・・・・
と複雑な気持ちが半分、もう半分は
「なあんだ。みんなけっこう人のことなんて気にしてないのね」
と、妙に自由な気分になったものでした。

同じようなことは、
去年の秋に30センチほどばっさりと髪を切ったときにもあって、
毎週会っている人が、私の髪型の変化にまったく気づかない。

もちろん拍子抜けですが、
周囲の目を気にして、やりたくてもできないことがある、なんてときも
案外「えいや」とやってしまえば、なんてこともなく受け入れられてしまうことが
あるのかもしれないなあ、と思ったりもします。

もちろん、それほど大げさな「変身」ではなく
ときには、ちょっとした変化を楽しんでみるのも面白いかもしれませんね。

なにせ、もうじき春ですから。

(いぬかい)


投稿者 collabo : 02:50 PM | コメント (0)

February 20, 2004

確定申告

正確には2度目ですけど
平成14年は、10月までは「給与所得者」だったので
本格的なのは、実質初めてです、確定申告。

自分の年収って、しっかり把握していなかったんですが
合計してみたら、会社員時代のおよそ3分の1ぐらい。
去年の途中から始まった仕事が多いので
今年は、もう少しなんとかなるかなー、とは思うのですけど。

でも、「給与」だったときとは違い、ひとつひとつの金額を見るたびに
「あの仕事」「この仕事」が思い出されて、
なんだかとても感慨深いものがありました。

そうそう。
窓口で、「青色申告」に切り替えたら?と勧められ、
ひととおりの説明を聞きました。

「青色申告」って、今まではなんのこっちゃって感じでしたけど
まだまだ知らないことはたくさんあるんだー(あたりまえ)
と思った次第です。

(いぬかい)

投稿者 collabo : 03:56 PM | コメント (0)

February 19, 2004

ハウスキーピング

ここのところずっと仕事と病院の日々だったので
しわ寄せは、家の中に来ています。

はっきりいってぐちゃぐちゃです。
仕事のために買った雑誌や書籍が氾濫しています。
娘のおもちゃが溢れています。
とりたててきれい好きというわけではないですが、
あまりの乱雑さにイライラします。

ということで、家事にいそしむ私。

セミナー用の原稿書かなくちゃいけないのに。

もしかして
これって逃避でしょうか?汗

(いぬかい)

投稿者 collabo : 04:30 PM | コメント (2)

February 16, 2004

「わすれられないおくりもの」

私のネットのお友達が教えてくれました。

「わすれられないおくりもの」
スーザン・バーレイ著、小川仁央訳

(いぬかい)

投稿者 collabo : 04:34 PM | コメント (0)

February 15, 2004

バーチャル

今回の訃報に際して、ほんとうにたくさんの方々が
一面識も無いいとうさんの死を悼み、
ご家族のこれからを案じてくださいました。

もしも、インターネットが無ければ
知るはずのなかった
交わることのなかった人生が
こんなふうにつながっていることの不思議さを
感じずにはいれません。

この無機質なマシンの向こう側にある
おひとりおひとりの生活に思いをはせて
いただいたメッセージを大切に読んでいます。

(いぬかい)

投稿者 collabo : 10:43 PM | コメント (0)

February 13, 2004

因果な商売

今日は、非常勤で講師を担当している公的機関のセミナーでした。

10日の夕方、気を遣ってくださった担当者から
「誰かと変わりますか?」
というお問い合わせをいただき、とてもありがたかったのですが
「予定通りで大丈夫です」と即答。
翌日には、もう後悔していましたけど・・・・笑

どんな仕事でもそうでしょうけれど
何かしらの問題を抱えている人を前にするこの仕事は
特に自分の内面の「揺れ」が大きく影響してしまいます。

まあ、自分の中の問題を解決できていなくても
とりあえず仕事中は「ポーズボタン」を押しておけるぐらいの
訓練はつんでいるつもりですが、
それでも、今回ばかりは、いささか不安がありました。

でも、仕事を休んで家にいたところで
何かが変わるわけでもなし、
だいたい、去年の11月にいとうさんから病名を聞かされて
ひどく動揺した私が
「しばらく、ネットの仕事も、リアルの仕事もお休みしたい」
と弱音を吐いたら、いとうさんは
「ぜったいにだめ」
とにべも無かったぐらいですから、
自分を口実に休んだとわかったら、何を言われることやら・・・

ということで、なんとか無事にセミナーを終えることができました。

さすがに、終わったあとはどっと疲れましたけど汗

(いぬかい)

投稿者 collabo : 10:21 PM | コメント (0)

February 12, 2004

お別れ

昨日、今日と
いとうさんとのお別れに行ってきました。

夕べのお通夜は、会場に入りきらないほどの
多くの方が見えて、
今日の告別式は、平日の昼間にもかかわらず
やはり多くの方が見送りをしていました。

私は、ご家族のお申し出があり、どういうわけだか(汗
焼き場まで、ご一緒することになりました。
親族の方ばかりの中で、場違いだなーと思いつつ、
ご家族のご厚意は、本当にありがたかったです。

そこにはもう、いとうさんのこころは無いと知ってはいても
形あるものを失うのは、やはり辛いものです。
でも、いとうさんが戻ってくるのを待つ間、
いとうさんのことを幼い頃から知っている方々と過ごすひとときは
あたたかな気持ちを運んでくれました。


いとうさんは、得がたい仕事のパートナーであり
何より、かけがえのない友人でした。

訃報を知った、実に多くの方々からいただいたメッセージで
いとうさんがどれだけの方に影響を与え、あたたかな思いを
伝えていたかということを、しみじみと感じました。

そんないとうさんを失って、これから先、いったい私に何ができるのか
本当のところ、まったく自信はありません。
でも、ゆっくりとだけどひとつずつ、できることを見つけていかなくては
いけないなあ、と思います。

(いぬかい)

投稿者 collabo : 10:32 PM | コメント (0)

February 10, 2004

いとうさんへ

いとうさん

30分だけ待っていてくれたらお会いできたのに
やっぱり最後も急いで行ってしまったんですね。

いつでも「時間が足りない」が口癖で
頭の中に次々に沸いてくるアイディアを
形にするゆとりが無いことを残念がっていましたね。

保守的で、慎重な私が
「もう少しのんびりやりましょうよー」
と言っても、
「こらぼでいろいろなことをやるのが、ほんとうに楽しいんだ」
と笑っていましたね。

私は足が遅いのだから
もう少し、もう少しだけ
ゆっくり歩いて欲しかったな。

今頃、これまで以上のフルスピードで
「ほんとうに楽しいこと」
たくさんやっているのでしょうね。

私に、山ほどの宿題を残して。

まったく、あわてんぼうなんですから。

(いぬかい)

投稿者 collabo : 08:43 PM | コメント (0)

February 07, 2004

本質

100歳になる祖父のお見舞いに行きました。
年明けから体調を崩し、食事もままならない状態ですが、
私と娘が訪ねると、とても喜んでくれました。

さすがに耳も遠くなり、記憶なども少し混乱しているようで
娘を指差して
「おとうさんとは会ったことがあるんだっけ?」
と尋ねます。
私の父は、もう20年以上も前に亡くなったので、
もちろん娘に会ったことはありません。

そんな祖父なのに、私が行くと必ず、
「義父母さんは元気か。ちゃんと行っているのか」
と夫の両親の名前を出して尋ねてくれます。
そのたびに、少しだけ、厳粛な気持ちになるのです。

100歳のパワーを届けようと
その足で、いとうさんの病院にも伺いました。
お見舞いが重なって、少し疲れたいとうさんは
夢と現の間という感じでしたが、
それでも、私が失礼しようと
「それでは、また」
と声をかけると
意外なほど、はっきりしとした口調で
「しごと、がんばってね」
と言ってくれました。


人は、危機的な状況になったとき
それまで覆っていたものが全て剥がれ落ち
「地金」とも呼ぶべきものが出てくるように思います。

だからこそ
決して楽な状況ではないこんなときにでも
他人を気遣える祖父やいとうさんの前に立つと
果たして、自分だったらどうだろうか、と
いつでも問われているような気がします。

(いぬかい)

投稿者 collabo : 09:47 PM | コメント (0)